では、プログラムの作成に入りましょう。今回も、Expressを利用したNode.jsアプリとして作成します。Expressで自動生成されたアプリをベースに説明をしますので、まずは基本的なアプリを用意しておいてください。
なお、Expressのアプリ作成については以下に説明してありますのでこちらをお読みください。
http://libro.tuyano.com/index3?id=1152003では、用意されたNode.jsアプリに、Heroku利用のためのファイルを追加しておきましょう。これらについては既に第1回目に説明をしておきました。
http://libro.tuyano.com/index3?id=1116003&page=5なお、ここではアプリケーションのスクリプトを「
app.js」というファイル名として作成してあります。ファイル名が違っている場合は、リスト欄の内容から「
app.js」の部分を探して、自分のアプリのスクリプトファイル名に書き替えて利用ください。
・「package.json」ファイルアプリケーションのルートにこの名前のファイルを作成してください。そしてパッケージ情報をここに記述します。内容は、下のリスト欄に掲載してありますので、この通りに記述してください。これは、PostgreSQLを利用するアプリの設定になります。
・「Procfile」ファイルこれもアプリケーションのルートに配置します。このファイルの内容はたった1行だけです。以下の1分のみ記述してください。
web: node app.js
これで、Herokuのアプリケーション起動時に自動的に
node app.jsが実行され、Node.jsアプリケーションがサーバー内で起動して使えるようになります。
※package.json の内容
{
"name": "application-name",
"version": "0.0.1",
"private": true,
"scripts": {
"start": "node app.js"
},
"dependencies": {
"express": "latest",
"pg": "latest",
"ejs": "*"
}
}
※Procfile の内容
web: node app.js