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Grailsを使ってみよう! (5/6)

■GGTSでアプリを作ってみる! (1)

続いて、GGTS(Groovy/Grails Tool Suite)での開発について説明しましょう。GGTSは、Eclipseをベースにした開発環境です。ですから、Eclipseを使ったことがあれば、だいたいの使い方はわかるでしょう。

起動時に、「ワークスペースの保存場所を指定して」と(英語で)表示されるので、デフォルトのままOKしてください。これで「ドキュメント」フォルダ内に「workspace-ggts-バージョン」というフォルダを作り、その中に必要なファイル(プロジェクトも含む)を保存します。

無事に起動したら以下の手順で作業しましょう。

・プロジェクトの作成
GGTSで開発をするには、まず「プロジェクト」を作成します。これは<File><New><Grails Project>メニューを選んで行います。

メニューを選ぶと、画面に「Create a new Grails Project」というダイアログウインドウが現れます。ここで必要な設定を行えばプロジェクトが作成されます。以下に設定内容を整理しましょう。

Project name――プロジェクトの名前です。ほぼ自動的に、作成されるWebアプリケーションの名前となります。ここでは「GralisApp」としておきます。

Grails Installation――これは、開発に使用するGrailsの設定です。デフォルトでは「Use default Grails installation」のラジオボタンが選択されています。これはGGTSにデフォルトで入っているGrailsを利用する、という意味です。普通はこのままでOK。別に最新バージョンのGrailsをインストールした、といったときはそれを指定して開発もできるよ、ということです。

Contents――コンテンツの配置場所を指定するものです。デフォルトでは「Use default location」が選ばれています。これは起動時に設定したワークスペースに保存するというもので、普通はこのままでOKです。場合によっては他の場所に保存することもできるよ、ということです。

Working Sets――これはワーキングセットというものの設定です。これは必要なプロジェクトだけを選択して表示する機能です。デフォルトではOFFになっています。最初のうちは使わないので無視してかまいません。

――要するに、「プロジェクト名」だけ入力し、後はデフォルトのまま「Finish」ボタンを押せば、勝手にプロジェクトが作られる、というわけです。



(by. SYODA-Tuyano.)

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