■Visual Studio Expressの構成
Visual Studio Expressのウインドウは、いくつもの小さいウインドウが組み合わせられたような形をしています。まずはその基本的なウインドウの役割を頭に入れておきましょう。
・「スタートページ」の部分
画面の左上から中央にかけて「スタートページ」というタブの付いた表示があるはずです。ここは、エディタのエリアになります。ファイルを開くと、ここに専用のエディタウインドウが開かれ、編集できるようになります。
ちなみに「スタートページ」というのは、起動時に使う機能などのりんくをまとめたもので、開発そのものには必要ないので、ウザイなら閉じてしまってもかまいません。
・ソリューションエクスプローラー
右側にある縦長の部分です。これはいくつかの表示が切り替わるようになっています。この部分の下のところに「ソリューションエクスプローラー」「チームエクスプローラー」「クラスビュー」といった切り替えタブが見えるでしょう? これで表示が切り替わります。
デフォルトで表示されているソリューションエクスプローラーは、開発中のプログラムで使う各種のファイルや設定などを階層的に整理して表示し管理するものです。ここからファイルをダブルクリックして開くと、左側の広いエディタのエリアに専用エディタで開かれ、編集できます。
・プロパティ
これは起動時点では表示されていないと主ますが、実際にプログラムの開発をすると重要になります。右側のソリューションエクスプローラーの下部に表示されるウインドウです。これは、選択した項目のさまざまな設定や属性など(これがプロパティ)について一覧表示し、値を編集するものです。
・出力/エラー一覧など
ウインドウ下部(エディタ領域の下)にある横長の領域は、さまざまな情報を出力するためのものが用意されます。プログラムの文法エラーやデバッグ実行時の出力などの情報がここに整理され表示されます。
この他、ウインドウの左側には「サーバーエクスプローラー」「ツールボックス」といったものが折りたたんだ状態で用意されています。ウインドウ左端にあるこれらのテキスト表示をクリックすると、ぴょこんとウインドウがポップアップして現れるようになっています。
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