■法線マッピングを使ってデコボコ表現する
では、設定した法線マッピングをマテリアルに設定して使ってみましょう。
マテリアルを選択し、インスペクターの「Shader」から<Bumped Diffuse>メニューを選んでください。これでデコボコが設定できるようになります。
Bumped Diffuseにすると、下にある表示のための項目が変更されます。以下のように設定をしましょう。
Main Color――色の設定です。これは同じですね。
Base (RGB)――テクスチャを表面に表示するものでしたね。これも同じです。
Normalmap――これがBumped Diffuseで新たに表示されたものです。法線マップを設定します。
Normalmapの右側にある「Select」ボタンを押し、現れたウインドウで先ほどの法線マップを設定したテクスチャを選択しましょう。これで、デコボコがマテリアルに設定されます。このマテリアルが設定されたゲームオブジェクトの表示を確認しましょう。デコボコして見えるでしょ?
とりあえず、マテリアルの基本として「色の表示」「テクスチャの表示」「透過度の設定」「デコボコの設定」といったものを行ってみました。Unityではもっとさまざまな表現が可能ですが、そうなるとシェーダーなど更に詳しい知識が必要となります。
ここで取り上げたものだけでも、使えるようになればゲームオブジェクトの表現は格段に向上しますから、まずはこれらをマスターして確実に使えるようになりましょう。
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※Bumped Diffuseでデコボコを表示する。

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