■カーブを操作しよう
Animationビューでは、このようにキーフレームを設定してプロパティの値を調整していきます。設定してあるキーフレームの値を変更する場合も、同じように作業できます。グラフの上の目盛り部分をクリックして赤い直線をキーフレームのあるところに移動させると、設定されている値が各プロパティ名の右側に表示されるので、これを書き換えればいいのです。
ただ、この「数値で設定する」というやり方は、ちょっと面倒臭いんですよね。もっとビジュアルにマウスで操作できたほうがいい、と思う人も多いでしょう。
Animationビューの下部にある「Curves」ボタンをクリックしてみてください。グラフ部分の表示が切り替わり、設定した値の変化がグラフのカーブ(曲線)で表示されるようになります。
これを見ると、キーフレームの値だけでなく、その間のフレームの値がどのように変化していくかを視覚的に確認できます。また、キーフレームをマウスでドラッグすれば、その値やキーフレームの位置を変更することもできます。
更には、キーフレームの部分を右クリックすると、メニューがポップアップして現れ、前後の曲線の形を変更できるようになります。
例えば、<Broken>メニューを選ぶと、キーフレームの左右にハンドル(もって動かせる直線)が現れ、これをドラッグすることで曲線の形を変えることができるようになります。これでキーフレーム間のフレームに自動設定される値を、曲線の形にあわせて調整できます。
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※下図は、キーフレームの<Broken>を選んで
曲線の形を変えたところ。

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