■アニメータコントローラとアニメーションクリップ
アニメーションができたら、「Record」ボタンをもう一度クリックして編集を終了しましょう(「Record」ボタンの赤い表示が消え、普通の状態に戻ります)。
作業が終わったら、プロジェクトブラウザに切り替えて、作成されたファイルを見てください。すると、2つのファイルが新たに作成されていることがわかります。以下のものです。
アニメーションクリップ――先ほどファイル名を入力して保存したアニメーションデータのファイルです。これはわかりますね。
アニメータコントローラ――アニメーションを設定したゲームオブジェクト名のファイルが自動作成されているはずです。これがアニメータコントローラのファイルです。
アニメータコントローラというのは、複数のアニメーションクリップを制御するためのものです。これを利用することで、アニメーションクリップを切り替えたり、ブレンドしてアニメーションの合成をしたりすることができるようになります。
アニメーションクリップを作成すると、自動的にそのゲームオブジェクト用のアニメータコントローラが作成されていたのですね。1つのアニメーションクリップを使うだけでもアニメータコントローラは自動的に用意されるのです。このアニメータコントローラにより、作成したアニメーションクリップが再生されるように設定されているのですね。
アニメータコントローラはけっこう強力な機能を持っていて使いこなすにはそれなりに知識が必要です。これはまた別の機会に説明することにしましょう。とりあえず、ここでは「アニメーションは、2つのファイルの組み合わせで動いているんだ」ということだけ覚えておきましょう。
※リストが表示されない場合
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※プロジェクトブラウザで2つのアニメーション関係
ファイルをチェックする。

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