■Panelを配置し、座標を調整する
では、Canvasの配置を整えていきましょう。インスペクターで、Rect Transformを以下のように設定しておきます。
PosX, PosY, PosZ――すべてゼロ
Width――640
Height――480
Pivot――x: 0.5, y:0.5
(※他はデフォルトのまま)
●Main Cameraを調整する
ワールド座標に配置した場合、カメラをどこに設置するかによって表示も変わってきます。そこでMain Cameraの表示を調整しておくことにしましょう。
Position――x:0, y:0, z:-500
Rotation――x:0, y:0, z:0
Scale――x:1, y:1, z:1
Field of View――60
これで、Main Cameraの中にCanvasがほぼおさまる感じになります。といっても、Canvas自体は無色透明なので何も表示はされません。
●Panelを配置する
では、Canvas全体にパネルを設置しましょう。シーンに配置したCanvasを選択し、<GameObject>メニューの<UI>から<Panel>を選んで下さい。これでCanvas内に「Panel」という部品が組み込まれます。
Panelは、四角い領域の部品です。Canvasと異なり、決まった色やイメージなどでパネル全体を描くことができます。Canvasにドロップすると、自動的にCanvas全体をぴったりと覆う大きさで組み込まれます。
Panelのインスペクターには、「Panel (Script)」というコンポーネントが表示されます。ここの「Color」を調整すれば、パネルの色を変更できます。とりあえずデフォルでは、半透明な白いパネルになっていますので、このまま利用すればいいでしょう。
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※CanvasとMain Cameraを調整しPanelを組み込んだところ

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