■テキストの保存
では、プログラムの流れを見てみましょう。まずはデータの保存からです。saveTextメソッドでは、まず保存するファイル名を変数に用意し、それからopenFileOutputでストリームを取得します。
String path = "data.txt";
FileOutputStream output =
this.openFileOutput(path,
Context.MODE_WORLD_READABLE);
openFileOutputでは、ファイルのパスと、アクセスモードを指定します。モードは、
Contextクラスに用意されているクラスフィールドを使って指定します。ここでは、
MODE_WORLD_READABLEというものが指定されていますね。他のプログラムからもファイルの読み込みを許可する場合にはこれを指定しておきます。もし外部から利用する必要がなければ、
MODE_PRIVATEを指定します。また、
MODE_APPENDを指定すると、データを追記していけます。
output.write(data.getBytes());
output.close();
メソッドで行います。一般的な整数値はそのまま書き出せますが、テキストの場合にはStringを保存するためのwriteはありません。Stringは、getBytesでbyte配列として取り出し保存します。そして、保存後、