■型の変換(キャスト)について
printのように「メソッドで勝手に値を変換してくれる」という場合はいいのですが、普通の計算などでは、型が違うとうまく動きません。こういう場合に使われるのが「型の変換(キャスト)」です。
型の変換は、数字の方どうしなどの場合は簡単に行えるのですが、「数字からテキストへ」「テキストから数字へ」といった変換は、下のリストに掲載したようなメソッドを使う必要があります。
それぞれ見れば想像がつきますね。「Integer.toString」というのは、Integerクラスに用意されているメソッドです。Integerクラスというのは、整数に関するクラスで、ここにint型で使えるメソッドがまとめてあります。これらは、こんな具合に「《クラス》.《メソッド》(《引数》)」という形で書いて使います。
この2つを覚えておけば、とりあえず数字を文字にしたり、文字を数字にしたりできるようになるわけです。 あ、ただし、「文字を数字にする」というのは、文字列の「10」を数字として扱えるようにする、ということです。だから「ABC」のように数字として通用しない文字列を変換してもうまくいきませんから注意してくださいね。
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★int型をString型にする★
《String型変数》= Integer.toString (《int型変数》);
★String型をint型にする★
《int型変数》= Integer.parseInt (《String型変数》);
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