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Webアプリケーション作成の基本を覚えよう (3/6)

■インストールから実行まで

これでプロジェクトはできましたが、まだ完成ではありません。必要なライブラリ類をプロジェクトにインストールする必要があります。まずは、以下のように実行して、作成したプロジェクトフォルダ(ここでは「samplecake」)の中に移動しましょう。
cd samplecake

そして、composerのインストールコマンドを実行します。以下のように実行して下さい。
composer install

実行後、プロジェクト作成と同様に、以下のようなテキストが表示される場合があります。
Set Folder Permissions ? (Default to Y) [Y,n]?

そのままEnterして、パーミッション設定を行って下さい。これで必要なファイル類がすべてフォルダの中にインストールされます。


■開発用サーバーで実行する

では、作成したプロジェクトを使ってみましょう。まずコマンドプロンプトあるはターミナルからcdコマンドを使って、作成したプロジェクトのフォルダ(ここでは「samplecake」フォルダ)に移動します。そして、以下のように実行して下さい。

・Windowsの場合
bin\cake server

・Mac OS X/Linuxの場合
bin/cake server

これでCakePHPに内蔵されているWebサーバーが起動します。起動したら、Webブラウザから以下のアドレスにアクセスしてみましょう。
http://localhost:8765/
CakePHPのサーバーでは、このようにポート番号8765を指定して実行されます。これでWebアプリケーションのトップページにアクセスし、ページが表示されます。問題なくプロジェクトが作成されて入れば、「Get the Ovens Ready」と表示されます。

その下には、CakePHPの動作に関するチェック項目が表示され、問題なければ緑のチェックマークが項目の冒頭に表示されます。もし問題があった場合には、赤い×マークが表示されます。

おそらく、下の方に「CakePHP is NOT able to connect to the database.」といった☓マークが表示されているはずです。これは、データベースへのアクセスができない、という問題が起きていることを示すものです。まだプロジェクトを作っただけで、何の設定もしていないため、このエラーが出るのは正常です。今は気にしないでください。

動作を確認したら、サーバーを終了しましょう。コマンドプロンプト/ターミナルで、Ctrlキーを押しながら「C」キーを押すと、「バッチ ジョブを終了しますか (Y/N)?」とメッセージが表示されます。そのまま「y」をタイプすれば、サーバーが終了します。



(by. SYODA-Tuyano.)

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