さて、それでは説明をしていきましょう。このプログラムは、下に掲載するリストのような形で書かれています。
最初の「
class~」というのは、「
クラス」というものを定義します、という宣言文です。Javaでは、それぞれのプログラムは「
クラス」と呼ばれる塊になっています。この「
クラス」を作ることが、いわばアプリケーションを作ることなのです。Javaのアプリケーションは、このクラスが集まって動きます。あるクラスの中から別のクラスを呼び出したりして動いているわけです。(その前の
publicは「公開された」という意味ですが、これは「とりあえずつけとけばいい」と今は思って下さい)
ここでは、「
Test」という名前のクラスを作っています。そこで、「
class Test」と書いてあるのです。そして、そこから先に、クラスのプログラムが続いているわけです。
Javaでは、それぞれのクラスやプログラムは、
{}という記号で区切って書きます。ですから、
public class Test {
……ここにクラスのプログラムがある……
}
こんな形になっているわけです。この{から}までの部分を「ブロック」と呼びます。Javaは、このブロックにいろんなものを記述してプログラムを作っていきます。
Javaでは、クラスの名前とファイル名は同じものでなければいけない、というルールがあります。必ず「《クラス名》.java」というファイル名にしておかないといけないのです。これは絶対に間違えないでください。