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構文を覚えよう! (2/5)

■条件分岐の基本は「if」構文

さて、制御構文というのは、大きく分けると「条件分岐」と「繰り返し」から構成されます。まずは条件分岐から説明しましょう。

条件分岐は、文字通り「条件によって処理を分岐する」というものです。その基本は、二者択一の分岐を行う「if」構文です。これは、以下のような形をしてます。

※ifの基本形(1)
if 条件 :
    正しい時の処理

※ifの基本形(2)
if 条件 :
    正しい時の処理
else :
    正しくないときの処理

if構文は、いろいろと書き方があります。基本は、条件をチェックして、それが正しい時に処理を実行する、というものでしょう。これは、ifの後に調べる条件となるものを書き、その後にコロン(:)を書きます。これで、それ以降のインデントしている部分の処理を実行します。

正しい時の処理とは別に、正しくないときにも何かの処理をさせたければ、正しい時に実行する処理が終わったところで、インデントをifの位置に戻し、「else:」と書きます。そして、また右にインデントして、実行する処理を書きます。

更に、条件を1つだけでなく次々とチェックしていく「elif:」などというのもありますが、まぁ「if 〜:」「else:」の2つだけ覚えておけば十分でしょう。

下に簡単な例を上げておきました。変数xが偶数か奇数かを調べるプログラムです。xを2で割ったあまりを調べ、それがゼロかどうかで表示するテキストを変えています。変数xの値を色々と変えて動作を確かめてみましょう。



(by. SYODA-Tuyano.)

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x = 1234 
check = x % 2 
if check == 0: 
    print(str(x) + "は、偶数ですね。") 
else: 
    print(str(x)  + "は、奇数ですよ。") 
print("おしまい。") 




   

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