「
Google Developer Consle」は、Googleの開発者に向けた管理コンソールです。ここでは、
Google Cloud Platform(Googleが提供する、クラウド環境)の利用に関するさまざまな機能がまとめられています。
Google Comute Engineや
Google App Engine、
Google Apps Scriptなど、クラウド利用の開発を行っているなら、一度は触ったことがあるでしょう。この
Google Developer Consoleは以下のアドレスにあります。
https://console.developers.google.com/
先ほどGoogle Apps Scriptのスクリプトファイルで設定した「
Googleの拡張サービス」ダイアログを閉じ、
<リソース>メニューから
<Developer Consoleプロジェクト...>というメニューを選んで下さい。これで、このスクリプトが関連付けられている
Google Developer Consoleのプロジェクトの設定ダイアログが現れます。
Google Developer Consoleでは、GAEなどGoogleのクラウドプラットフォームを利用して開発するプロジェクトがすべて一つのリストになって表示されます。
Google Developer Consoleでは、すべてのプログラムは、プロジェクトとしてまとめられているのです。
Google Apps Scriptでも、
Google Developer Consoleで利用するためには、プロジェクトとして用意されていないといけません。そこで、スクリプトファイルに「関連付けるプロジェクト」を設定し、そのプロジェクトの一部としてスクリプトが扱われるようにしているのです。
では、プロジェクトを設定しましょう。ダイアログにある「このスクリプトが現在関連付けられているプロジェクト」というところに、プロジェクト名が表示されているでしょうか。表示されていれば、既にプロジェクトへの関連付けは完了しています。
もし、プロジェクトが表示されていなければ、既にプロジェクトへの組み込みは完了していますから、何もする必要はありません。まだプロジェクトが設定されていなければ、関連付けるプロジェクトのIDを「
プロジェクトを変更」フィールドにコピーし、ここにペーストして設定します。
設定を行ったら、
Google Developer Consoleの「
API」というところに移動し、API Managerというページを開いて下さい。ここで、プロジェクト内から利用できるAPIのリストが表示されます。ここから、「
Google+ API」を選択してONにしておきましょう。
なお、
Google Developer Consoleは、あらかじめクレジットカードを登録し、プロジェクトを用意しておかないと利用できません。
Google Developer Consoleのサイト(
https://console.developers.google.com/)にアクセスし、カードの登録とプロジェクトの作成を行っておきましょう。