■Personオブジェクトについて
Peopleオブジェクトのitemsには、ユーザー情報のオブジェクトがまとめられています。このオブジェクトは、「Person」オブジェクトと呼ばれるものです。
このPersonオブジェクトには、ユーザーに関する各種の情報がプロパティとしてまとめられています。どのようなプロパティが用意されているか以下に整理しましょう。
id
ユーザーのIDです。テキストで取り出されます。
url
ユーザーに割り当てられるアドレスです。ユーザーのプロフィールページのアドレスと考えていいでしょう。
image
ユーザーアカウントのイメージです。これは通常、{url=○○}というように、イメージのURLを指定されたオブジェクトの形になっています。
kind
ユーザーの種類を示すものです。'plus#person'といった形のテキストで得られます。
name, nickname, displayName
ユーザーの名前です。nameは登録されている名前、nicknameはニックネーム、displayNameは実際に表示される名前です。それぞれテキストとして得られます。
objectType
オブジェクトの種類です。個人の場合は'person'、ページの場合は'page'になります。
aboutMe, gender, birthday, language
自己紹介、性別、誕生日、言語といったものです。ユーザーのプロフィールに用意されたものですね。
――では、簡単な利用例を下に挙げておきましょう。先ほどのサンプルを元に、更に拡張したものです。アクセスしたアカウントのユーザー名を順に表示していくサンプルです。people.itemsから繰り返しを使って順にPersonオブジェクトを取り出し、そのdisplayNameをログに出力しています。
※リストが表示されない場合
AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっているとリストなどが表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。
function getUsers() {
var userId = ……ID……;
people = Plus.People.list(userId, 'visible');
if (people.items) {
for (var i = 0; i < people.items.length; i++) {
var person = people.items[i];
Logger.log(person.displayName);
}
} else {
Logger.log('No people in your visible circles.');
}
}

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