値は、演算のための記号(演算子)を使って演算をすることができます。これは値のタイプごとに用意されています。それぞれの演算についてまとめましょう。
■数値の演算数値は、いわゆる四則演算のための演算子が一通り揃っており、それらを使って演算を行うことができます。用意されているのは以下のようなものです。(※AとBの2つの値を演算する形で書いてあります)
A + B AとBを加算(足し算)する
A - B AからBを減算(引き算)する
A * B AとBを乗算(掛け算)する
A / B AをBで除算(割り算)する
A ~/ B AをBで除算し整数部分を得る
A % B AをBで除算し余りを得る
除算関係に3つの演算子が用意されているのが特徴です。この他、演算の優先順を指定する()も使えます。
■テキストの演算テキストにも演算は用意されています。テキストでは以下の2種類の演算子が使えます。
テキスト + テキスト 2つのテキストを1つにつなげます。
テキスト * 整数 テキストを整数個だけ繰り返しつなぎます。
例)"abc" + 'xyz' → "abcxyz"
"abc" * 3 → "abcabcabc"
――とりあえず、数値とテキストの演算だけ頭に入れていれば、一通りの演算は行えるようになるでしょう。