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値と計算の基本 (9/9)

■その他の演算について

値や変数には、一般的な演算の他にも演算子が用意されています。それらについて簡単にまとめておきましょう。


■比較演算

2つの値を比較するためのものです。これは次回説明する制御構文などで多用されます。これには以下のようなものが用意されています。
A == B
A != B
A > B
A >= B
A < B
A <= B
これらの記号は、AとBの値を比較し、等しいかあるいはどちらが大きいかを比べるものです。そして、それが正しいとtrue、正しくないとfalseの値を返します。例えば、A > Bならば、AがBより大きければtrue、そうでなければfalseの値となります。


■論理演算

複数の真偽値を元に演算するものです。これは演算の仕方によっていくつかのものが用意されています。

・AND演算(論理積)
A && B
これは、AとBの両方の値がtrueだったときのみ結果をtrueとするものです。それ以外の場合はすべてfalseとなります。

・OR演算(論理和)
A || B
これは、AとBのどちらかがtrueであれば結果もtrueとします。両方共にfalseの場合のみfalseになります。

・反転
!A
これは、真偽値の値を逆にするものです。Aがtrueならばfalse、falseならばtrueとなります。


――この他、ビット演算、シフト演算といった値のビットを操作する演算子などもあります。これらは、一般的なプログラミング言語であればたいてい用意されているものです。演算関係については「他の言語に比べて、欠けている機能はない」と考えていいでしょう。



(by. SYODA-Tuyano.)

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