■プロジェクトの構成
では、作成されたプロジェクトがどのようになっているか、フォルダの中身をチェックしましょう。以下のようなものが用意されているはずです。
「.gradle」フォルダ――Gradleが利用するフォルダです。タスクで生成されたファイルなどが保存されます。この中身を編集することはまずありません。
「gradle」フォルダ――これもGradleが必要に応じて利用するフォルダです。デフォルトでは、Gradle環境をまとめた「ラッパーファイル」というファイル類が保存されています。
「src」フォルダ――これが、プロジェクトで作成するプログラム関係のフォルダです。プロジェクトで利用するファイル(ソースコードファイル、各種のリソースファイルなど)はすべてこの中にまとえていきます。
build.gradle――これがGradleのビルドファイルです。この中にプロジェクトのビルド処理に関する記述をしていきます。
gradlew、gradlew.bat――この2つは、Gradleのコマンドです。batがついているのがWindows用、それ以外がmacOSやLinux用です。
settings.gradle――プロジェクトに関する設定情報を記述したファイルです。
もっとも重要なのは「src」フォルダです。この中に、開発するプログラムで使うファイルがすべて保存されます。
次に重要なのが「build.gradle」ファイルでしょう。これは「ビルドファイル」といって、ビルド処理の内容を記述するファイルです。このファイルは、Groovy言語を使って記述されています。
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