変数 = numpy.array( 2次元リスト )行列の作成は、arrayまたはmatrixを使って行います。引数に2次元リストを用意すれば、それを元に行列のインスタンスが作成されます。例えば、こんな具合です。
変数 = numpy.matrix( 2次元リスト )
matrix([[1, 2, 3], [4, 5, 6], [7, 8, 9]])↓
[[1, 2, 3],
[4, 5, 6],
[7, 8, 9]]
変数 = numpy.identity( サイズ )単位行列は、numpyを使うと簡単に作成できます。正方行列(行数と列数が同じもの)は、identityメソッドを使います。引数には、行列のサイズを示す値を指定します。例えば、こんな具合です。
numpy.identity(3)↓
[[ 1. 0. 0.]
[ 0. 1. 0.]
[ 0. 0. 1.]]
変数 = numpy.eye( 行数 , 列数 , オフセット )正方行列ではない場合の単位行列は、eyeというメソッドを利用します。これは、行数と列数をそれぞれ引数に指定して作成します。
numpy.eye(3, 5, 2)↓
[[ 0. 0. 1. 0. 0.]
[ 0. 0. 0. 1. 0.]
[ 0. 0. 0. 0. 1.]]
変数 = numpy.diag(《ベクトル》)diagメソッドは、ベクトルの各値を行列の対角項に設定し対角行列を作成します。例えば以下のような具合です。
numpy.diag([1,2,3,4])↓
[[1 0 0 0]
[0 2 0 0]
[0 0 3 0]
[0 0 0 4]]
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