Jupyterを起動すると、ファイル類を管理する画面が現れます。これは、「
Tree(ツリー)」と呼ばれる画面で、以下のアドレスで表示されます。
http://localhost:8888/tree
デフォルトでこのページが表示されるせいか、「これがJupyterの基本画面で、これで操作するしかない」と思いこんでいる人も多いようですが、実は違います。この他に「
lab(ラボ)」と呼ばれるページも存在します。以下のアドレスにアクセスしてみましょう。
http://localhost:8888/lab
これが、labのページです。左側にファイルの一覧リストが表示されており、右側にはデフォルトで「
Launcher」というタイトルの表示がされています。
(※Anaconda 3では、デフォルトの環境でJupyter labがインストール済みになっており、ここではその環境の前提で説明を行います。仮想環境などを利用している場合は、手動でlabをインストールする必要があります)この
Jupyter labは、2017年1月の時点でAlpha Previewとなっており、正式リリースまではまだいろいろと変更される可能性があります。ですので、ここでは現時点で確認できる機能についてまとめておきます。最新版は、それぞれで確認をして下さい。