続いて、macOSでのインストールについてです。macOSでも、やはりパッケージ管理ツールを利用した方法がもっとも簡単でしょう。
■Homebrewでインストール(macOS)
macOSでは、「
Homebrew」というパッケージ管理ツールが広く使われています。これを利用するのが一番でしょう。
このHomebrewを使うには、Javaと
Xcodeがインストールされている必要があります。Javaは入っていると思いますが、Xcodeはない場合はインストールしておいて下さい。これはApp Storeでインストールできます。「xcode」で検索すればすぐに見つかるでしょう。
準備ができたら、ターミナルを起動し、以下のコマンドを実行して下さい。
ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
これで、Homebrewがインストールされます。コマンドを見ればわかるように、これはRubyを利用しています。macOSには標準でRubyがインストールされているはずですので、別途準備する必要はありません。
■Gradleをインストール
準備が整ったら、Gradleをインストールしましょう。ターミナルを起動し、以下のように実行して下さい。
brew update && brew install gradle
これで、しばらく待っていればGradleがインストールされます。
■MacPortを利用する
この他、
MacPortというパッケージ管理ツールも利用されています。これを使っている人は、ターミナルから以下のように実行して下さい。
sudo port install gradle
これで管理者のパスワードを入力すると、Gradleのインストールが実行されます。どちらのやり方でもインストールされるGradleは同じです。