■FusionTalbesをGoogle Apps Scriptから使うには?
では、Google Apps ScriptからFusion Tablesを使ってみましょう。といっても、実はFusion Tablesは、標準ではGoogle Apps Scriptから使えません。利用するためにはいくつか設定が必要です。
1.拡張サービスを追加する
まず、プロジェクトにFusion Tableの拡張サービスを追加します。拡張サービスというのは、Google Apps Scriptに外部サービスを利用するための機能(具体的には、オブジェクト)を追加するためのものです。
「リソース」メニューから「Googleの拡張サービス」メニューを選び、画面に拡張サービス利用のダイアログを呼び出します。そこから「Fusion Tables」という項目を探し、右側のスイッチを「ON」にしてください。なお、スイッチの隣に「FusionTables」と書かれたフィールドがありますが、これはオブジェクト名を示すものです。勝手に書き換えたりしないでおきましょう。(まだダイアログは閉じないで!)
2.Google APIコンソールでAPIをONにする
このGoogle拡張サービスのダイアログでスイッチをONにすると、リストの下に「これらのサービスを Google API コンソールでも有効にする必要があります。」と表示がされます。この「Google API コンソール」の部分はリンクになっていて、これをクリックすると、Google Cloud Platfofmの画面になります。
(※このとき、Google Cloud Platformを使ったことがない場合は、利用規約に関する表示などが現れるかも知れません。その場合は必要に応じて同意しておいて下さい)
ここで、上部の検索フィールドに「fusion」とタイプし、Fusion Tables APIの項目を探して下さい。そして、これを選択してFusion Tables APIのページに移動し、「有効にする」ボタンをクリックします。これで、Fusion Tables APIがONになります。
――以上の2点の操作を行うと、Google Apps ScriptからFusion Tablesが使えるようになります。
※リストが表示されない場合
AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっているとリストなどが表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。
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