■変数の値の操作について
では、作成した変数はどのように利用するのでしょうか。
通常、ブループリントはグラフを右クリックして現れるメニューから選んでノードを配置していきます。が、変数は違います。
変数をブループリントで利用する場合は、「マイブループリント」から、使いたい変数の項目をドラッグし、グラフ内にドロップします。これでその場にメニューがポップアップして現れるので、そこから項目を選びます。表示されるメニュー項目は以下の2つです。
「取得」メニュー――変数の値を取り出して利用するためのノードを作ります。このノードは、出力側に、変数名の項目が1つあるだけのシンプルなノードです。この項目から変数の値を得ることができます。
「設定」メニュー――変数の値を変更するためのノードを作ります。このノードには、Execの入出力項目と、変数名の入力項目と出力項目があります。
「取得」ノードは、単純です。何かのノードで変数の値を使う必要があったら、この「取得」ノードを作り、ノードを必要なところにつなぐだけです。
ややわかりにくいのは「設定」ノードです。「設定」ノードの入力項目は、値を直接記入できるフィールドなど(変数の種類によって変化します)もあり、その場で直接値を設定することもできるし、あらかじめ用意した値のノードをつないで設定することもできます。
また「設定」ノードにはExecの入出力があることからわかるように、これは実行する処理としてつないでやらないといけません。値のノードを入力項目につなぐだけではダメなのです。必ず処理として実行しなければいけません。
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