$this->modelClass = null;modelClassは、モデルのクラスを示すプロパティです。これの値をnullにしているのです。こうすることで、モデルを使わなくしています。Form Helperは、デフォルトでは、モデルに設定されたテーブルのデータを送信するフォームを生成する機能を持っており、まずモデルのチェックを行います。ですから、今回のようにモデルを利用しない場合は、この$this->modelClassをnullにしておかないと、「モデルが見つからない」とエラーになってしまいます。
if ($this->request->data)……略……フォームを送信すると、$this->request->dataにその情報が連想配列としてまとめられます。つまり、このdataがあればフォームを送信されている、なければ普通にそのページにアクセスしている、と判断できるのです。送信されている場合には、フォームの値を、
$this->request->data[ 名前 ])このようにしてとり出しています。後は、取り出した値を元に処理を行うだけです。実にシンプルですね。
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※SampleController.php <?php App::uses('AppController', 'Controller'); App::uses('Sanitize', 'Utility'); class SampleController extends AppController { public function index() { $this->modelClass = null; if ($this->request->data){ $result = Sanitize::stripAll( $this->request->data['text1']); } else { $result = "no data."; } $this->set("result", $result); } }
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