■Panelクラスの働き
さて、もう1つのMainPanelクラスは、「Panel」というクラスを継承して作られています。iアプリで、画面表示に用いられるクラスには、2つのものがあります。1つは「Panel」で、もう1つは「Canvas」です。
Panelは、さまざまなGUIの部品(コンポーネント)を組み合わせて画面を作成するものです。これに対しCanvasは、描画メソッドを呼び出して直接グラフィックなどを描き表示するものです。
ここでは、Panelを継承していますね。Panelは、タイトル表示とコンポーネントを組み込むエリアからなります。ここではコンストラクタで「setTitle」というメソッドを呼び出していますが、これでタイトルの設定をしています。表示された画面では、一番上に"Start IApplication"とテキストが表示されていましたが、これがPanelのタイトルです。
ここでは、ただPanelを表示するだけでコンポーネントなどは全く使っていませんが、これに各種の部品を組み合わせていって画面を作っていくわけです。
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class MainPanel extends Panel {
MainPanel() {
setTitle("Start IApplication");
}
}
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