SELECT * FROM テーブルこれですべてのレコードを取得できます。非常に単純ですね。レコード取得の基本はこの形です。この後に、必要に応じていろいろと条件が追加されます。
SELECT * FROM テーブル WHERE 条件の指定何らかの条件を指定して、その条件にあうレコードだけを取り出したい場合には、基本形の後に「WHERE」をつけ、その後に条件を既述します。
フィールド名 = 値これで、指定のフィールドの値が右辺の値であるレコードのみ取り出せます。等号だけでなく、< >といった不等号記号も使えます。例えば、「num > 100」とすれば、numというフィールドの値が100より大きいものだけを取り出せるわけです。
executeSql( SQLクエリー, 配列,コールバック関数, 例外時の処理 );SQLクエリー――実行するSQL文ですね。これは今までと同じです。
function querySuccess(tx, results) {……略……}第1引数はSQLTransactionオブジェクトですが、第2引数は「SQLResultSet」というオブジェクトです。このオブジェクトの中に、必要なデータがまとめられます。長くなるので、このへんは、実際にサンプルを作って説明をしましょう。
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// ※全レコードを取得する function queryDB(tx) { tx.executeSql('SELECT * FROM MYMEMO', [], querySuccess, errorCB); } // ※titleに指定のテキストを含むレコードを取得する function findDB(tx){ var title = 検索テキスト ; tx.executeSql('SELECT * FROM MYMEMO WHERE title LIKE ?', [title], querySuccess, errorCB); } // 取得したレコードの表示 function querySuccess(tx, results) { ……取り出したレコードの処理を用意する…… } // エラー処理 function errorCB(err) { console.log("Error processing SQL: " + err.code); }
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