ArrayList 変数 = new ArrayList();非常に簡単ですね。単にnewでインスタンスを作るだけです。こうして作成したインスタンスに、オブジェクトを追加していきます。では、オブジェクトの追加や修得に関するメソッドを整理しておきましょう。
《ArrayList》.add( オブジェクト );addは、オブジェクトを一番最後に追加するものです。第1引数にインデックス番号を指定すると、その場所に追加することもできます。「インデックス番号」というのは、保管しているオブジェクトに順番に割り振られている番号のことで、一番最初に追加したものがゼロ、次が1,その次が2……という具合に番号付けされています。配列と同じですね。
《ArrayList》.add( インデックス番号 , オブジェクト );
Object 変数 = 《ArrayList》.get( インデックス番号 );保管しているオブジェクトは、そのオブジェクトに割り振られているインデックス番号を指定して取り出します。getで番号を指定することで、その番号のオブジェクトが返されます。注意したいのは、「取り出されるオブジェクトは、みんなObjectインスタンスになっている」という点でしょう。
Object 変数 = 《ArrayList》.set( インデックス番号 , オブジェクト );これは、現在ArrayListに保管されているオブジェクトを変更するものです。引数には、インデックス番号と、新たに追加するオブジェクトを指定します。これで、指定したインデックス番号に保管されているオブジェクトを別のものに変更できます。返値には、それまで保管されていた古いオブジェクトが返されます。
《ArrayList》.remove( インデックス番号 );ArrayListからオブジェクトを取り除きます。引数に整数を指定すると、そのインデックス番号のオブジェクトがとりのぞかれます。また取り除きたいオブジェクトを引数に指定することもできます。これは、あくまで「ArrayListから取り除く」ものであって、オブジェクトそのものを消してしまうわけではありません。
《ArrayList》.remove( オブジェクト );
int 変数 = 《ArrayList》.size();ArrayListに保管されているオブジェクトの数を調べて返します。
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import java.util.ArrayList; public class TestApp { public static void main(String[] args) { ArrayList list = new ArrayList(); list.add("hello"); list.add("bye"); list.add(1, "-insert it!-"); for(int i = 0;i < list.size();i++){ Object obj = list.get(i); System.out.println("No," + i + ": " + obj); } } }
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