次に行うことは、Cloud SQLの
インスタンスを用意することです。API Consoleの左側にある「
Google Cloud SQL」をクリックすると、作成済みのインスタンスの一覧が表示されます。まだ作ってないので何も表示はされませんが……。
この右上に見える「
New instance...」ボタンをクリックしてください。画面にインスタンス作成のためのダイアログが現れます。ここで、インスタンスの設定を記入していきます。
Name: インスタンス名を書きます。わかりやすい名前を適当に。
Size: サイズを指定します。デフォルトの「
D1」で普通はOKです。
Price plan: 料金プランを選びます。デフォルトの「
Per use」で普通はOKです。
Authorized Applications: どのGAEアプリケーションで使うかを指定します。利用する
アプリケーションIDをここに必要なだけ記入してください。
これで「
Create instance」ボタンをクリックすれば、インスタンスが作成されます。作成すると、「
Google Cloud SQL」のリスト表示に、作ったインスタンス名が追加されます。
■インスタンスの画面について
リストからインスタンス名のリンクをクリックすると、そのインスタンスに関する詳細情報や操作のためのコマンド実行などを行う表示に切り替わります。この画面は、上部に以下のようなタブがあり、それらで表示内容を切り替えるようになっています。
「
Dashboard」――ダッシュボード。データベースの使用状況に関する統計情報が表示されます。
「
Logs」――ログです。データベースを操作するとここに書き出されます。
「
SQL Prompt」――SQLコマンドを実行するための画面です。ここでコマンドを使いデータベースを操作します。
「
Backups」――データベースのバックアップを作成するための画面です。
●インスタンス設定画面についてインスタンス名以外の項目は、作成後も再編集できます。インスタンス名のリンクをクリックして詳細情報の画面に切り替え、右上にある「
Instance settings」ボタンをクリックすると、先ほどのダイアログが呼び出され再編集できます。