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JavaScriptで作ろう! Windows 8 アプリ・プログラミング入門

開発の準備からプロジェクト作成まで (3/4)

作成:2012-11-09 08:02
更新:2012-11-09 08:02

■プロジェクトを作ろう!

では、実際にプログラムを作成してみましょう。Visual Studioでは、プログラムを作成する際には「プロジェクト」と呼ばれるものを作ります。アプリケーションの開発では、たくさんのファイルやライブラリ類を使いますし、細々とした設定情報を管理しなければいけません。こうした「プログラム作成に必要な情報をまとめて管理する」ための仕組みとして多くの開発ソフトで導入されているのがプロジェクトです。

<ファイル>メニューから<新しいプロジェクト……>を選んでください。画面に「新しいプロジェクト」というダイアログウインドウが現れます。ここでプロジェクトの詳細を設定していきます。

・左側のリスト――プロジェクトの種類を選びます。「テンプレート」という項目を展開すると、その中に各種言語のテンプレートが用意されています。ここにある「JavaScript」という項目内にある「Windowsストア」という項目を選択すると、右側にテンプレートの一覧が表示されます。

・中央のリスト――左側のリストから「JavaScript」の「Windowsストア」を選択すると、中央の領域にテンプレートのリストが表示されます。どのようなスタイルのアプリケーションを作成するかをここで選びます。まずは「空のアプリケーション」を選んでおきましょう。これは何も組み込んでいない、もっともシンプルなアプリケーションです。

・下の各種項目
名前――プロジェクトの名前です。ここでは「mysample1」としておきます。
場所――「c:\users\利用者名\documents\visual studio 2012\Projects」と入力されているはずです。このままにしておきます。
ソリューション――作成するソフトウェアをまとめたものです。複数のプロジェクトから構成されるソフトウェアなどを開発する場合もあるため、それらをソリューションとしてまとめて管理するようになっています。デフォルトでは「新しいソリューションを作成する」が選択されています。このままにしておきます。
ソリューション名――ソリューションの名前です。プロジェクトの名前を入力すると、それが自動的に設定されます。ここでは「mysample1」となっているはずなので、そのままにしておきます。


――以上を設定・入力したら「OK」ボタンを押してください。ダイアログを閉じ、プロジェクトを作成します。ウインドウ右側のソリューションエクスプローラーにファイルやフォルダなどが作成されます。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

※下図は、新規プロジェクト作成のダイアログ画面。

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