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Google androidプログラミング入門

AppWidgetを作ろう! (4/10)

作成:2009-12-28 17:27
更新:2010-05-11 15:14

■AppWidgetプロバイダーの登録ファイルを用意する

次に作るのは、AppWidgetプロバイダーの登録情報ファイルです。これは、「res」フォルダ内に、新たに「xml」というフォルダを作り、この中に「myappwidget.xml」というファイル名でXMLファイルを用意しましょう。ファイルの作成は、<ファイル><新規><Android XML File>メニューで作成できますが、ファイルの設定画面では、リソースの種類として「App Widget Provider」を選んでください。これでAppWidgetプロバイダー作成のためのテンプレートが書き出されます。

作成されたファイルを開き、ソースコードを記述しましょう。内容は以下のリストのようになります。

AppWidgetプロバイダーは、このように<appwidget-provider>というタグを使って記述します。この中に、AppWidgetに関するさまざまな設定情報を属性として用意します。ここでは、以下のような項目について設定をしています。

minHeight,minWidth――最小幅・最小高さを指定します。
initialLayout――使用するレイアウトを指定します。
updatePeriodMillis――更新の処理が実行される間隔を指定します。

ややわかりにくいのはupdatePeriodMillisでしょう。これは、システムが定期的にAppWidgetプロバイダーの更新を行う間隔を指定するものです。ここではゼロにしていますが、こうすると更新処理は行われなくなります。AppWidgetは常駐プログラムですから、頻繁に更新が呼び出されると、見る見るバッテリーを消費してしまいます。ですので、まぁ特別な理由がない限り、これはゼロにして「更新しない」ようにしておきましょう。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<appwidget-provider
    xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
    android:minHeight="72dip"
    android:initialLayout="@layout/appwidget"
    android:minWidth="72dip"
    android:updatePeriodMillis="0">
</appwidget-provider>

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