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App InventorによるAndroid開発入門

BallとImageSpriteでアクションゲームに挑戦!! (3/6)

作成:2013-07-17 08:30
更新:2013-07-17 08:44

■シンプル「PONG」を作ろう!

では、実際に簡単なゲームを作ってみましょう。作るのは「PONG」です。その昔、ATARIが作ったピンポンゲームの元祖ですね。ダイアルを動かしてパドルを上下し、ボールを反射させるシンプルなゲームです。

今回は1つのパドルだけでボールを跳ね返らせて遊ぶ(要するに、ブロックのないブロック崩しみたいなもの)ものを作ってみます。

まずはスクリーンに部品を配置していきましょう。配置する順番に説明をしていきます。なお、()内は部品の名前です。

・VerticalArrangement(VerticalArrangement1)
最初に「Screen Arrangement」の中から「VerticalArrangement」を配置します。これは、部品を縦に並べて配置するためのものです。

・Label(Label1)
テキストを表示する部品ですね。これをVerticalArrangementの中に配置します。Textプロパティは「PONG!!」としておきましょう。また表示されるテキストの色やフォントなどはそれぞれで見やすいように調整しておいてください。

・Canvas(Canvas1)
続いて、CanvasVertialArrangement内に配置します。これで、LabelCanvasの2つが縦に並んだ状態となります。配置後、Width/HeightFull parentにしておきましょう。また背景色(Background Color)も好きな色に変更しておくと良いでしょう。

・Ball(Ball1)
ボールは、Radiusを「10」、Speedを「1」、Intervalを「10」としておきます。Headingはあとで再設定するのでなんでも構いません。色(Paint Color)は好きな色に変更しておきます。

・ImageSprite(ImageSprite1)
これは、ボールを打ち返すパドルとなるものです。イメージを表示するスプライトですのでイメージも用意しておきます。今回は、50×10ドットのパドルのイメージファイルを作成し、Pictureに設定しておいてください。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

※PONGで作成する部品類。ImageSpriteはPictureを設定しておく。

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