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App InventorによるAndroid開発入門

BallとImageSpriteでアクションゲームに挑戦!! (4/6)

作成:2013-07-17 08:34
更新:2013-07-17 08:34

■ゲームの初期化処理

では、ブロックエディタを開いてブロックの作成を行いましょう。

まずは、ゲームの初期化処理からです。これはスクリーンの初期化イベントと、グローバル変数の用意をしておきます。

・Screen1.Initialize
My Blocks」内の「Screen1」から「Initialize」をドラッグして配置します。そしてその中で、3つの処理を作成します。

[set Canvas1.Height to] [ [Screen1.Height] - [Label1.Height] ]
Canvas1の高さを設定しますが、今回はLabelも配置してますので、Screen1の高さからLabel1の高さを引いた幅に設定をします。

[set Ball1.Heading] [random integer from][ 45 ] [to][135]
Ball1の向きを設定します。ここでは45~135のランダムな値を設定するようにしてあります。

[ImageSprite1.x] [ [ [Canvas1.Width] / [2] ] - [25] ]
ImageSpriteの横位置を設定します。これはCanvasの横幅を2で割り、それから(ImageSpriteの横幅の半分である)25を引いたものにしておきます。これで画面の中心に配置されます。縦位置もここで設定しておけばよさそうですが、どうもこの段階ではCanvasの縦幅がまだ広がっていないようでうまく設定できませんでした。このため、画面タッチ時に位置を設定するようにしてあります。

・グローバル変数「score」
Built-in」の「Definitions」内から「def Variable as」という部品を配置します。そして「Variable」のテキストを「score」に変更し、その右側に「0」の数字を追加します。このscoreは、現在のスコアの点数を保管するものです。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

※下図は、ブロックエディタの初期化とグローバル変数の部分。

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