制御構文をマスターする (4/5)
作成:2013-07-27 11:10
更新:2013-07-27 11:10
更新:2013-07-27 11:10
■繰り返しを細かに設定する「for」
whileはシンプルな繰り返しですが、シンプル過ぎて、「繰り返しの条件をどう用意するか、繰り返すごとにどう操作していくか」といったこともすべてプログラマが自分で実装しなければいけません。これは結構面倒です。
そこで、繰り返しに関する細かな設定までも含めた構文が用意されています。それが「for」文です。これは以下のような形で記述されます。
・for文の基本形
forの()内では、2つのセミコロンにより区切られた3つの要素が記述されます。for構文に進むと、まず最初に()内の初期化処理を実行し、それから条件をチェックしてtrueならばその後の{}内を実行します。そして繰り返す部分を終えたら繰り返しの後処理を実行し、再び繰り返しの最初に戻って条件をチェックし、trueであればまた繰り返しへと進みます。これをひたすら繰り返していき、条件がfalseになったら、繰り返しを抜けて次へと進みます。
この3つの要素は、一般的には「カウンタ変数」を利用数ために用いられます。カウンタ変数というのは、繰り返しの回数をカウントするための変数です。例として下のリスト欄に簡単なサンプルを挙げておきます。
ここでは、forの初期化処理でint i = 0;というように変数iを初期化しています。そして条件としてi <= endで変数iがendと同じか小さいことを確認し、後処理ではi++で変数iを1増やしています。
こうして、「変数iを1増やしてはendより大きくなってないかチェックする」というのを繰り返していくのです。繰り返すごとに変数iは1増えていきます。つまり、iの値をチェックすれば、何回目の繰り返しかがわかります。これがカウンタ変数です。
そこで、繰り返しに関する細かな設定までも含めた構文が用意されています。それが「for」文です。これは以下のような形で記述されます。
・for文の基本形
for( 初期化処理 ; 条件 ; 後処理 )
{
……繰り返す処理……
}
forの()内では、2つのセミコロンにより区切られた3つの要素が記述されます。for構文に進むと、まず最初に()内の初期化処理を実行し、それから条件をチェックしてtrueならばその後の{}内を実行します。そして繰り返す部分を終えたら繰り返しの後処理を実行し、再び繰り返しの最初に戻って条件をチェックし、trueであればまた繰り返しへと進みます。これをひたすら繰り返していき、条件がfalseになったら、繰り返しを抜けて次へと進みます。
この3つの要素は、一般的には「カウンタ変数」を利用数ために用いられます。カウンタ変数というのは、繰り返しの回数をカウントするための変数です。例として下のリスト欄に簡単なサンプルを挙げておきます。
ここでは、forの初期化処理でint i = 0;というように変数iを初期化しています。そして条件としてi <= endで変数iがendと同じか小さいことを確認し、後処理ではi++で変数iを1増やしています。
こうして、「変数iを1増やしてはendより大きくなってないかチェックする」というのを繰り返していくのです。繰り返すごとに変数iは1増えていきます。つまり、iの値をチェックすれば、何回目の繰り返しかがわかります。これがカウンタ変数です。
(by. SYODA-Tuyano.)
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●プログラム・リスト●
int end = 100; int re = 0; for(int i = 0;i <= end;i++) { re += i; } Console.WriteLine("total: " + re);
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