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JavaScriptではじめるUnityプログラミング入門

JavaScript開発の基本を覚える (4/5)

作成:2014-04-12 10:54
更新:2014-04-12 10:54

■プログラムの基本形を理解しよう

では、作成したmyscriptのスクリプトを見てみましょう(下のリスト欄参照)。ぱっと見ると、3つの要素が記述されていることがわかりますね。これが、JavaScriptによるUnityプログラムのもっとも基本的な要素です。


●#pragma strict
最初にあるこの一文は、「見たことないぞ?」と思うかもしれません。これは、UnityのJavaScript特有の文です。これは「厳格モード」でコーディングすることを示すプラグマディレクティブ(コンパイル時に実行する命令)です。

厳格モードというのは、変数などの動的宣言を禁止するものです。っていうと「なんだそれ?」と思うかもしれませんね。要するに、「曖昧な書き方をチェックして禁止するモード」です。意味は分かる必要はありません。「UnityのJavaScriptは、最初にこれを書く」とだけ覚えておいてください。

●関数について
JavaScriptでは、プログラムは「関数」という形で作成することが多いのです。関数は、一般にこんな形で記述します。
function 関数名 ( 引数 ){
    ……ここに実行する内容を書く……
}
Unityでも、プログラムはこの関数の形で定義をします。Unityでは、ユーザーの操作やUnityのさまざまな動作に応じて「イベント」が発生します。それぞれのイベントでは、「○○イベントが発生したら、○○関数を実行する」というように呼び出す関数が決まっています。つまり、「イベント用に用意されている関数を書く」ことが、Unityのプログラミングの基本だ、といってよいでしょう。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

#pragma strict

function Start () {

}

function Update () {

}
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