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Google Apps Scriptプログラミング [中級編]

Google+にアクセスする (3/6)

作成:2014-04-26 09:09
更新:2014-04-26 09:20

■Google+の投稿を取得する

続いて、投稿情報の取得についてです。投稿情報は、PlusDomainsActivitiesプロパティに設定されているActivitiesCollectionというオブジェクトにまとめられています。投稿情報を扱うときには、このオブジェクト内のメソッドを呼び出します。

投稿の取得はいくつかのやり方があります。もっとも単純なのは、投稿のIDを指定して取り出すものです。これは「get」というメソッドで、こんな感じで実行します。

●指定の投稿を得る
変数 = PlusDomains.Activities.get( 投稿のID );

ただし、このやり方では、あらかじめ取り出したい投稿のIDがわかってないといけません。ですので、普通に「投稿された情報をまとめて取り出したい」という場合には、「list」メソッドを使います。

●投稿リストを得る
変数 = PlusDomains.Activities.list( ユーザーID , コレクション , {オプション} );

ユーザーID――取得するユーザーのIDを指定します。
コレクション――これは投稿リストの指定をするものですが、現時点では'user'しかないようです。
{オプション}――その他の情報をオブジェクトの形でまとめておきます。

・オプションの形式
{ maxResults: 最大数 , pageToken: ページトークン }

ここでちょっと説明が必要なのがpageTokenでしょう。これはページの区切りとなる値で、読み込んだ最後の投稿データから続きを読み込んだりするのに使います。これの使い方は後述するとして、とりあえず「最初からデータを取り出すならnullを指定しておけばいい」と覚えておきましょう。

こうして取り出した投稿情報は「ActivityFeed」というオブジェクトになっています。これは文字通り投稿情報のフィードです。このオブジェクトには「items」というプロパティが用意されており、その中に投稿情報がまとめられています。

このitemsは、「Activity」というオブジェクトの配列になっています。このActivityというのが、各投稿の情報を管理するオブジェクトです。

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