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App InventorによるAndroid開発入門

Twitter投稿アプリを作ろう! (4/5)

作成:2010-11-11 15:29
更新:2010-11-11 15:29

■FriendTimelineReceivedの処理を作る

では、FriendTimelineの処理が完了したところで呼び出される「FriendTimelineReceived」コールバックの処理を作成しましょう。これを配置すると、右側に「timeline」という部品がくっついていることがわかります。このtimelineに、得られたタイムラインのデータが収められているわけです。

問題は、「どういう構造でデータが保管されているか」でしょう。timelineに収められているデータは、リストの形をしています。1つ1つのつぶやきをまとめたリストとして渡されるのです。

では、この1つ1つのつぶやきは? 実は、これもリストなのです。投稿者名と投稿したつぶやきの2つがリストとしてまとめられています。

ですから、timelineから順にリストを取り出していき、このリストから更に投稿者とつぶやきのテキストを取り出して整形していけばいいわけですね。

この「リストから順に項目を取り出す」というのに役立つのが、Built-inの「Control」に用意されている「foreach」という部品です。これは、「variable」「do」「in list」といった3つのヘコミを持っています。in listにはめ込んだリストから順に項目を取り出してはvariableの変数にそれを設定し、doにある処理を実行していきます。

variableに取り出した項目は、更にリストになっていました。このリストから値を取り出すには、Built-inの「Lists」に用意されている「Select list item」という部品を使います。これはリストと番号を指定することで、そのリストから特定の番号の値だけを取り出します。

このforeachSelect list itemをマスターすれば、リストから必要なデータだけを取り出し処理することができます。リスト処理の基本としてしっかり覚えておきましょう。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

※[Twitter1.FriendTimelineReceived]の処理

[set Label1.Text to][text Twitter Timeline.]
[Label1.Text][Twitter1.Timeline]
[foreach]to[var]
	do[text Label text...]
	[text \n\n]
	[select list item][value var][number 1]
	[text :]
	[select list item][value var][number 2]
	in list[value timeline]

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