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App InventorによるAndroid開発入門

TinyWebDBでサーバー通信を行おう (4/5)

作成:2010-11-14 20:28
更新:2010-11-14 21:20

■サーバーへのデータ送信

では、ブロック・エディタを使い、処理を作成しましょう。まずは、サーバーにデータを送信するButton1の処理からです。

Button1で行っているのは、Notifier1.ShowTextDialogを使ってテキストを入力するダイアログを表示するだけです。このShowTextDialogは、テキストを入力するダイアログを表示するものでしたね。入力してOKすると、AfterTextInputという処理を呼び出して実行するようになっていました。

で、Notifier1.AfterTextInputの処理です。これは、入力された値をタグにして、TextBox1の値を送信する処理を用意します。これは、TiInyWebDB1の「StoreValue」というものを利用します。右側には、保管するタグ名と値をそれぞれ指定します。タグ名は、AfterTextInputで渡されるresponseを指定し、値にはTextBox1Textを指定します。

無事に保存されると、「ValueStored」という処理が呼び出されます。ここに、Notifire1.ShowAlertを用意しておき、問題なくデータが保管されたらメッセージを表示するようにしておきます。このように、データの送信は、

1.ShowTextDialogでタグ名を入力
2.AfterTextInputで、StoreValueを使いデータを送信
3.ValueStoredで、保存したメッセージを表示

というように、3つの処理が連携して実行されていきます。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

※[Button1.Click]の内容
[Notifier1.ShowTextDialog][text メッセージ]
                          [text タイトル]


※[Notifier1.AfterTextInput][response]の内容
[TinyWebDB1.StoreValue][value response]
                       [TextBox1.Text]


※[TinyWebDB1.ValueStored]の内容
[Notifier1.ShowAlert][text メッセージ]


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