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初心者のためのPHPプログラミング入門

サーバー準備から値・変数の基本まで (2/5)

作成:2010-12-03 08:04
更新:2010-12-03 08:04

■XAMPPのサーバーを動かそう!

インストールしたら、XAMPPWebサーバーを起動しましょう。XAMPPにはいくつかのサーバープログラムが用意されていますが、これらはすべて「XAMPPコントロールパネル」というところで集中管理できます。

スタートメニューに用意される「XAMPP for Windows」グループ内の「XAMPP Controll Panel」というのがこれです。このメニューを選ぶと、画面に小さいウインドウが現れます。これが、XAMPPコントロールパネルです。ここでは、「Modules」というところにいくつかの項目がずらりと表示されます。以下のようなものです。

Apache――これがWebサーバーです。
MySql――データベース・サーバーです。
FileZilla――FTPサーバーです。
Mercury――メールサーバーです。
Tomcat――Javaのサーバーです。

 とりあえずPHPの勉強をするだけなら「Apache」だけ動かせばいいでしょう。右側にある「Start」ボタンを押せば、Apache HTTPサーバーが起動します。これでもう、あなたのパソコンはWebサーバーになっています。非常に安直ですね。

Webサーバーを起動したら、Webブラウザを開き、サーバーにアクセスしてみましょう。これには、以下のようにアドレスを入力します。
http://localhost/
これで、XAMPP for Windowsの画面が現れます。下の方に各国語のリンクがあるので「日本語」を選んでください。「XAMPP for Windows」と表示された画面に変わります。この画面では、左側に細々とした項目が並んで表示されます。これは、XAMPPに標準で用意されている各種のツール類なのです。ここからリンクをクリックすることで、さまざまなサーバーの情報や設定などを行えるようになっています。

とりあえず、この画面が問題なく表示されることを確認して下さい。表示されれば、PHPを使う準備は完了です。――え、「PHPというプログラミング言語をWebサーバーで使う準備とかはいらないのか」って? もちろん、不要です。Webサーバーが起動すれば、既にPHPは使える状態になっているはずです。

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