サーバー準備から値・変数の基本まで (3/5)
作成:2010-12-03 08:08
更新:2010-12-03 08:12
更新:2010-12-03 08:12
■PHPのスクリプトを動かす!
では、さっそくPHPを使ってみましょう。PHPのプログラムの利用法は、Webサーバーの公開ディレクトリ(ここに置いたファイルが、そのままWebサーバーでロードされブラウザに表示されるようになっています)にPHPのファイルを保存するだけです。
XAMPPのインストールされているフォルダ(通常はCドライブにある「xampp」フォルダ)を開き、その中にある「htdocs」というフォルダを開いてみてください。このフォルダが、XAMPPのWebサーバーの公開ディレクトリです。ここにHTMLやPHPのファイルを置くだけで、ブラウザからアクセスして表示できるようになります。
では、ここに「sample」というフォルダを作り、その中に「index.php」というテキストファイルを作成してください。このファイルに記述するソースコードは、下のリスト欄に掲載しておきます。ここでは、テキストのエンコードは「UTF-8」にしてください。以後、この連載ではすべてUTF-8を使います。また、PHPを利用する場合、ファイル名には「.php」という拡張子をつけます。まぁ、他の拡張子を利用できるようにする場合もあるのですが、「.php拡張子をつけるのが基本」と考えたほうが良いでしょう。
作成したら、Webブラウザから「http://localhost/sample/index.php」にアクセスをしましょう。なお、最後のindex.phpは省略してもかまいません(デフォルトで呼び出されるようになっているので)。画面に「Hello PHP!」とタイトルが、その下に「PHPによるテキストです。」と表示されたでしょうか。この下のテキストが、PHPのスクリプトによって実行されたものです。
ソースコードを見ればわかるように、.php拡張子のファイルと言っても、その中身は基本的に普通のHTMLと変わりありません。PHPの一番大きな特徴は「HTMLのコードに混在して書ける」という点です。つまり、PHPの文だけですべてを書く必要はないのです。画面のレイアウトなどはみんなHTMLで書いておき、必要なところにだけPHPの処理を書けばいいのです。
コードをよくみると、HTMLのタグの中に、こういう見慣れないタグが書かれていることに気がつくはずです。
ここでは「echo」という関数を使っています。PHPでは、主な機能はたいてい「関数」と呼ばれるものとして用意されています。echo関数は、以下のように実行します。
XAMPPのインストールされているフォルダ(通常はCドライブにある「xampp」フォルダ)を開き、その中にある「htdocs」というフォルダを開いてみてください。このフォルダが、XAMPPのWebサーバーの公開ディレクトリです。ここにHTMLやPHPのファイルを置くだけで、ブラウザからアクセスして表示できるようになります。
では、ここに「sample」というフォルダを作り、その中に「index.php」というテキストファイルを作成してください。このファイルに記述するソースコードは、下のリスト欄に掲載しておきます。ここでは、テキストのエンコードは「UTF-8」にしてください。以後、この連載ではすべてUTF-8を使います。また、PHPを利用する場合、ファイル名には「.php」という拡張子をつけます。まぁ、他の拡張子を利用できるようにする場合もあるのですが、「.php拡張子をつけるのが基本」と考えたほうが良いでしょう。
作成したら、Webブラウザから「http://localhost/sample/index.php」にアクセスをしましょう。なお、最後のindex.phpは省略してもかまいません(デフォルトで呼び出されるようになっているので)。画面に「Hello PHP!」とタイトルが、その下に「PHPによるテキストです。」と表示されたでしょうか。この下のテキストが、PHPのスクリプトによって実行されたものです。
ソースコードを見ればわかるように、.php拡張子のファイルと言っても、その中身は基本的に普通のHTMLと変わりありません。PHPの一番大きな特徴は「HTMLのコードに混在して書ける」という点です。つまり、PHPの文だけですべてを書く必要はないのです。画面のレイアウトなどはみんなHTMLで書いておき、必要なところにだけPHPの処理を書けばいいのです。
コードをよくみると、HTMLのタグの中に、こういう見慣れないタグが書かれていることに気がつくはずです。
<?php echo "PHPによるテキストです。"; ?>これが、PHPのスクリプトを記述した部分です。PHPのスクリプトは、<?PHP ?>というタグを使って記述します。このタグの中に、実行する処理を書いておくと、その部分がサーバーでロードされる際に実行され、その結果がブラウザへと送られるようになっています。つまり、PHPのスクリプトはすべてサーバーの中で実行されるので、ブラウザには一切表示されないのです。このあたりが、JavaScriptなどと大きく違う点でしょう。(JavaScriptは、スクリプトがそのままブラウザに送られ、ブラウザの中で動きます)
ここでは「echo」という関数を使っています。PHPでは、主な機能はたいてい「関数」と呼ばれるものとして用意されています。echo関数は、以下のように実行します。
echo 出力する値;最後にセミコロンが付いているのに注目! PHPでは、文の終わりには必ずセミコロンを付けます。PHPは、改行で文を区切りません。セミコロンで区切るのです。ですから、例えば長い文を適当なところで改行しながら書いたりもできます。セミコロンさえちゃんとつければ、そうやってもエラーにならないのです。
(by. SYODA-Tuyano.)
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●プログラム・リスト●
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja"> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" /> <title>sample page</title> </head> <body> <h1>Hello PHP!</h1> <div> <?php echo "PHPによるテキストです。"; ?> </div> </body> </html>
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