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初心者のためのUnity超入門

ゲームを演出するさまざまな効果 (4/6)

作成:2014-05-24 07:48
更新:2014-05-24 07:48

■最初と最後で変化するパーティクル

パーティクルは、全く同じものが表示され続けるわけではありません。例えば、放出されたときは白かったものが次第に黄色く変わって消える、なんて具合に「変化するパーティクル」というのも作ることができます。そのために用意されているのが、「Shape」以降にある各種の設定項目です。

ここでは、その中で比較的使いやすいものとして「」と「大きさ」の変化について取り上げましょう。これらは以下の項目として用意されています。

Color over Lifetime」の項目
これは、経過時間とと主に色を変化させるためのものです。このチェックボックスをONにし、色のところをクリックすると「Gradient Editor」というWindowが現れます。ここで、スタート時と消える時のアルファチャンネルと色を設定できます。

色が表示されているエリアの四隅に、小さいラベルのようなマークが見えます。この上の2つがアルファチャンネル、下の2つが色の値を示します。左側にスタート時の色とアルファチャンネルを、右側に終了時のそれを設定するのです。ラベルの部分をクリックして選択し、そのすぐ下に表示される色やアルファチャンネルの値を設定すればいいのです。

Size over Lifetime」の項目
これは、経過時間とともに大きさを変化させるためのものです。このチェックボックスをONにして選択すると、インスペクターの下の部分にグラフが表示されます。ここでスタート時から消えるまでの大きさの変化をグラフで設定することができます。

グラフは、下に基本的な形状を示すアイコンがずらっと並ぶので、ここからベースとなる形状をクリックして選択します。後は、グラフの曲線部分をクリックし、ドラッグしてグラフの形を整えていきます。


この他に、「時間経過とともに、放出されるパーティクルの状態が変化する」ということもできます。これは、「Particle System」にある設定で可能です。「Start Size」や「Start Color」の右端にあるをクリックし、「Curve」というメニューを選ぶと、インスペクター下部にグラフが表示されるようになります。ここで時間の経過と数値の変化をグラフで設定します。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

※Color over LifetimeとSize over Lifetimeの設定を行ったところ。

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