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初心者のためのSpring Bootプログラミング入門

JSPによるビューの作成 (4/5)

作成:2014-06-21 10:55
更新:2014-06-21 10:55

■コントローラーからビューへの受け渡し

続いて、コントローラーから用意した値をビューに表示させてみましょう。まずは、コントローラークラウを作成しましょう。下のリスト欄のように書き換えて下さい。

ここでは、「Model」というクラスを利用しています。heloメソッドの引数に「Model model」というのが渡されていますね? これが、コントローラーとビューの間で値を共有するためのクラスです。

先に、Groovyで簡単なビューを表示したとき、「ModelAndView」というオブジェクトを使いました。Modelは、あれのモデル部分だけのクラスです。このModelは、ビューに渡す値を以下のようにして追加します。
《Model》.addAttribute( 名前 , 値 );

これは、JSP/サーブレットでのsetAttributeと似たような働きをします。第1引数に指定した名前で値を保管します。

引数に渡されたModelは、そのままにしておいてかまいません。returnなどで送り返す必要はありません。ここでは、ビューの名前をそのままreturnしていますね。Modelは、引数で渡されたものを操作するだけです。変更後は、そのまま放置しておいてかまわないのです。

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●プログラム・リスト●

package com.tuyano.libro.bootapp;

import org.springframework.stereotype.Controller;
import org.springframework.ui.Model;
import org.springframework.web.bind.annotation.RequestMapping;

@Controller
public class SampleController {

    @RequestMapping("/helo")
    public String helo(Model model) {
        model.addAttribute("val", "コントローラーのテキストです。");
    return "helo";
    }

}

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