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初心者のためのSpring Bootプログラミング入門

JSPによるビューの作成 (3/5)

作成:2014-06-21 10:52
更新:2014-06-21 10:59

■コントローラーを作成する

残るは、コントローラークラスだけですね! では、前回作成したSampleController.javaを開き、下のリスト欄のようにソースコードを書き換えて下さい。変更したら、これで作業は終わりです。コマンドラインでカレントディレクトリをプロジェクト内に移動し、以下のように実行しましょう。
mvn spring-boot:run

これでSpring Bootによるアプリケーションが起動します。起動したら、「http://localhost:8080/helo」にアクセスをしてみましょう。これで、作成したhelo.jspのページが表示されます!

今回は、前回のクラスにあった@RestControllerを「@Controller」に変更しています。この@Controllerアノテーションは、org.springframework.stereotypeパッケージにあるクラスです。これにより、SampleControllerが一般的なコントローラークラスとして認識されるようになります。

@Controllerを指定すると、@RequestMapping指定されたメソッドでString値をreturnすると、その名前のビューをレンダリングして表示するようになります。ここでは、return "helo";としていますね? これにより、"helo"というビューが表示されるようになります。ビューの値は、自動的にプレフィクスとサフィクスが追加されますので、実際には/WEB-INF/views/helo.jspがロードされて表示されるようになる、というわけです。

ビュー呼び出しの仕組みは基本的にGroovy利用の場合と同じです。基本が分かれば、コントローラーとビューの作り方はだいたい理解できますね。

※プログラムリストが表示されない場合

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●プログラム・リスト●

package com.tuyano.libro.bootapp;

import org.springframework.stereotype.Controller;
import org.springframework.web.bind.annotation.RequestMapping;

@Controller
public class SampleController {

    @RequestMapping("/helo")
    public String helo() {
        return "helo";
    }

}

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