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初心者のためのUnreal Engine ブループリント入門

基本は「Begin Play」イベントから! (4/6)

作成:2015-01-31 10:15
更新:2015-03-06 16:11

■ノードを配置しよう!

ブループリントは、グラフエディタに「ノード」と呼ばれる部品を配置していきます。このノードは、グラフエディタの何もない部分を右クリックすると現れるメニューを使って配置します。

このメニューには、利用可能なノードの一覧がまとめられています。ノードは膨大な数が用意されているので、その種類ごとに階層的に整理されています。メニューにある項目を展開していき、その中にあるノード名のメニューを探して選べば、そのノードがグラフエディタに追加されます。

ただし! メニューの階層は何層にもなっており、とても何がどこにあるなど覚えられるシロモノではありません。ですから、通常は名前で検索してノードを探します。

ポップアップして現れるメニューの一番上にはテキストを入力するフィールドがありますね? ここに探しているノードの名前をタイプすると、そのテキストを含むノードのメニューが絞りこまれて表示されます。これは、完全に一致する必要はありません。名前の一部をタイプすれば、だいぶ項目が絞られるので見つけやすくなります。


■注意すべきは「状況に合わせた表示」(文脈依存)
ノードの配置を行うとき、注意しておきたいのが、メニューの右上にある「状況に合わせた表示」というチェックボックスです(Unreal Engine 4.7以降の場合。Unreal Engine 4.6までは「文脈依存」と表示されます)。

これは、その時の状態に応じて利用頻度の高いものをピックアップして選びやすくする機能です。具体的には、レベルエディタで何かのアクタを選択していると、そのアクタに関係するノードだけが最初にまとめられて表示されます。

よく使うものが最初にまとめられるだけだから別にONでもOFFでも関係ない……と思うでしょう? ところが、あるんです。

実は、このチェックがONの場合とOFFの場合で、表示されるノードが変わることがあるのです。例えば、「このノードはOFFにしないと表示されない」というものがけっこうあるんですね。

ですから、キータイプしてノードを探したけど見つからない、なんて場合は、このチェックをON/OFFして再度検索を行うようにしてください。これで見つかることがけっこうありますから。


※グラフを右クリックして現れるメニュー。ここでテキストをタイプしてノードを検索する。


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