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初心者のためのUnreal Engine ブループリント入門

基本は「Begin Play」イベントから! (3/6)

作成:2015-01-31 10:13
更新:2015-03-06 16:09

■ブループリントエディタについて

ブループリントの編集をするものは「ブループリントエディタ」と呼びます。レベルブループリントを開いて現れるものは「レベルブループリントエディタ」と呼ばれます。レベルブループリントにかぎらず、たいていのブループリントはたいだいこれと同じエディタ画面が現れて編集作業を行います。

このウインドウは、いくつかのパネルが組み合わせられたような形になっています。ここで簡単にまとめておきましょう。

・ツールバー
上部にある横長のパネルです。アイコンがずらっと並んでいますね。これは、よく使う機能をアイコンでまとめたものです。「コンパイル」は、ブループリントのプログラムをコンパイルします。また「プレイ」をクリックすれば、その場でレベルを実行し動作を確認することができます。レベルエディタにも同様のものがあるのでだいたいわかるでしょう。

・マイブループリント
ウインドウ左上にあるものです。これは、ブループリントで利用する変数や関数、マクロといったプログラム上の部品を管理するものです。プログラムで使うこうした部品を作ったり編集したりします。デフォルトでは「グラフ」というところに「EventGraph」という項目が1つ作成されています。これがデフォルトで用意されるブループリントのプログラムです。

・詳細パネル
マイブループリントの下にあります。マイブループリントで部品を選択すると、その細かな設定内容などがここに一覧表示されます。例えば変数なら、その変数の名前や値の種類、デフォルトの値などといった内容がここに表示され、編集できます。

・グラフ
その右側には、方眼紙のような縦横の格子が表示されたエリアが広がっています。これは「グラフエディタ」というものです。「グラフ」というのは、ブループリントのプログラムを実際に配置しプログラミングするところです。

レベルブループリントには、デフォルトで「Event Graph」というグラフが用意されます。このグラフが開かれた状態となっているのです(上に、「EventGraph」というタブが表示されているでしょう?)。


ブループリントの編集は、まずマイブループリントから編集したいグラフをダブルクリックして開き、現れたグラフエディタで必要な部品を配置していく、という感じになります。デフォルトの「EventGraph」は、特別なグラフです。当面、グラフといえばこれのこと、と考えておきましょう。


※ブループリントエディタ。いくつかのパネルが組み合わせられた形をしている。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。


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