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初心者のためのLaravel入門

ルーティングとコントローラー (3/5)

作成:2016-01-24 09:02
更新:2016-01-24 09:02

■テンプレートを作成する

ただし、returnでHTMLのコードをテキストとして用意して返す、というやり方では、複雑な表示はとても作れないでしょう。やはり、あらかじめHTMLのファイルなりを用意しておき、それを読み込んで利用するようなやり方をしたいものです。

Laravelでは、画面の表示用のテンプレートをあらかじめ用意しておき、それを利用して画面表示を行うことができます。このテンプレートは、アプリケーションの「resources」フォルダ内にある「views」フォルダの中に用意します。

では、実際に簡単なテンプレートを作ってみましょう。「views」フォルダ内に、「helo.php」というファイル名でPHPファイルを作成して下さい。ここに、下のリスト欄のようにソースコードを記述しておきましょう。

見ればわかるように、ごくシンプルなHTMLのコードです。ただし、途中で一箇所だけ、PHPのタグが埋め込まれています。
<p><?php echo $message; ?></p>

これで、変数$messageの値を出力します。テンプレートは、このようにごく一般的なPHPのファイルとして用意しておきます。特殊なものは何もありません。

※プログラムリストが表示されない場合

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●プログラム・リスト●

<!doctype html>
<html>
<head>
    <title>Sample</title>
    <style>
    body { color:gray; }
    h1 { font-size:18pt; font-weight:bold; }
    </style>
</head>
<body>
    <h1>Sample</h1>
    <p><?php echo $message; ?></p>
</body>
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