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初心者のためのJupyter入門

Markdownでドキュメントを書こう (2/5)

作成:2018-01-27 10:59
更新:2018-01-27 10:59

■主な記述法を覚えよう

では、Markdownの主な記述の仕方を覚えていきましょう。まずは、コンテンツの基本的なものからまとめてみます。タイトル関係は既に説明済みですから省略しましょう。

●フォントスタイル
*イタリック*
**ボールド**
***イタリック&ボールド***
スタイルは、テキストの前後に*または_をつけるとイタリック(斜体)になります。**または__をつけるとボールドになります。

●引用文> 引用文テキストテキストの冒頭に>をつけると、その文は引用文として扱われます。>>というように増やしていくと引用の階層を深くできます。

●仕切り線
***
---
___
仕切り線(<hr>に相当するもの)は、*-_といった記号を3つ続けて記述すると作成できます。ただし、-記号(半角マイナス)を使う場合は、その前に空白行を1行入れておく必要があります。*(アスタリスク)や_(アンダースコア)はその必要はありません。

●リンク
http://○○.○○
[テキスト](http://○○.○○)
リンクは、httpまたはhttpsで始まるテキストを書けば、それが自動的にリンクに変わります。ただし、URLの終わりがわかるように、前後には半角スペースを空けると良いでしょう。

●ソースコード
```
一般的なテキスト
```

```python
# Pythonのソースコード
```
プログラミング言語のリストは、前後に```をつけて記述します。それだけだと、単にリストを示すスタイルが適用されるだけですが、冒頭の```の後に言語名を指定すると、その言語のソースとして扱われ、色分け表示がされるようになります。例えば、```pythonとすれば、Pythonのソースコードとして認識されます。

――下に、これらの利用例を掲載しておきます。これら基本的な記述ができるようになっただけで、ずいぶんと表現力がアップするのがわかるでしょう。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

# タイトル
## サブタイトル
これは、簡単なドキュメントのサンプルです。

you can use *italic*, **bold**, ~~strikethrough.~~.

###### 引用文
> 引用文の冒頭には>記号を付けます。
>> 更に深い階層もできます。

###### リンク
そのまま http://libro.tuyano.com と書くと自動リンクされる。
あるいは、[link](http://libro.tuyano) と表示もできる。

###### Pythonのリスト
```python
x = 'Hello'
print(x)
```
###### JavaScriptのリスト
```javascript
var x = "Hello";
document.write(x);
```


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