build.gradleの基本 (4/4)
作成:2017-10-21 09:38
更新:2017-10-21 09:38
更新:2017-10-21 09:38
■ライブラリ指定の書き方
ここでは2つのライブラリを使っていますが、これらはそれぞれ以下のように値を指定しています。
これらの書き方を整理するとざっと以下のようになるでしょう。
「グループ」は、そのライブラリが所属する企業団体などを示すものです。例えば企業で作成するものは、その企業のグループを決めて、それが指定されます。「名前」が、そのライブラリの名前になります。
以上を踏まえて、ここで利用しているライブラリがどんなものか見てみましょう。
こんな具合になります。これで、どういうライブラリが使われているのかがよくわかるようになりましたね。
このように、1つのテキストにライブラリの情報をまとめた書き方は、簡単ですが、しかしわかりにくい感じもしますね。Gradleでは、この他にグループ・名前・バージョンをそれぞれ切り分けた書き方もできます。
このような書き方ですね。例えば、サンプルで用意されているライブラリの指定ならば以下のようになります。
このほうが、1つ1つの値がはっきりとわかります。1つのテキストにまとめる書き方だと、書き間違えたりしたときに間違いが見つけにくいでしょう。こちらの書き方のほうが確実ではないでしょうか。どちらの書き方もできるようにしておきたいですね!
'com.google.guava:guava:22.0'
'junit:junit:4.12'
これらの書き方を整理するとざっと以下のようになるでしょう。
'グループ : 名前 : バージョン'
「グループ」は、そのライブラリが所属する企業団体などを示すものです。例えば企業で作成するものは、その企業のグループを決めて、それが指定されます。「名前」が、そのライブラリの名前になります。
以上を踏まえて、ここで利用しているライブラリがどんなものか見てみましょう。
'com.google.guava:guava:22.0'
グループ:com.google.guava
名前:guava
バージョン:22.0
'junit:junit:4.12'
グループ:junit
名前:junit
バージョン:4.12
こんな具合になります。これで、どういうライブラリが使われているのかがよくわかるようになりましたね。
■個別に指定する方法
このように、1つのテキストにライブラリの情報をまとめた書き方は、簡単ですが、しかしわかりにくい感じもしますね。Gradleでは、この他にグループ・名前・バージョンをそれぞれ切り分けた書き方もできます。
group:'グループ', name:'名前', version:'バージョン'
このような書き方ですね。例えば、サンプルで用意されているライブラリの指定ならば以下のようになります。
compile 'com.google.guava:guava:22.0'
↓
compile group:'com.google.guava', name:'guava', version:'22.0'
testCompile 'junit:junit:4.12'
↓
testCompile group:'junit', name:'junit', version:'4.12'
このほうが、1つ1つの値がはっきりとわかります。1つのテキストにまとめる書き方だと、書き間違えたりしたときに間違いが見つけにくいでしょう。こちらの書き方のほうが確実ではないでしょうか。どちらの書き方もできるようにしておきたいですね!
(by. SYODA-Tuyano.)
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●プログラム・リスト●
repositories { jcenter() } dependencies { compile 'com.google.guava:guava:22.0' testCompile 'junit:junit:4.12' }
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