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初心者のためのJupyter入門

matplotlibでグラフ化する (2/6)

作成:2018-02-10 10:56
更新:2018-02-10 10:56

■グラフ描画の基本

matplotlibには、非常に多くのグラフ機能が用意されています。それらの中で最も基本となるものは、matplotlib.pyplotにある「plot」メソッドでしょう。

matplotlibのグラフ描画関係の機能は、matplotlib.pyplotにまとめられています。このpyplotに用意されているもっとも基本的なグラフ描画の機能は「plot」というものです。これは以下のように利用します。
pyplot.plot( X座標 , Y座標 )
グラフは一般に1つ1つのデータについて、横軸で表す値と縦軸で表す値の2点によって構成されます。数学的にいうならX軸とY軸ですね。これらの値をそれぞれリストやnumpyのndarrayなどの形でまとめたものを引数に用意します。

これでグラフは描かれますが、このままでは何も表示されません。pyplotの「show」メソッドを呼び出して、作成したグラフを画面に表示する必要があります。
pyplot.show()
これは引数も何もないシンプルなメソッドです。これでグラフが表示されます。では、下に簡単なサンプルを挙げておきましょう。これは放物線を描く例です。非常に簡単にグラフを作成できることがわかるでしょう。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt

m = np.array(range(-100,100))
n = m**2

plt.plot(m, n)
plt.show()

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