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Google Apps Scriptプログラミング [中級編]

Fusion Tablesによるデータベースの利用 (2/6)

作成:2018-04-29 07:51
更新:2018-04-29 07:51

■Fusioon Tablesでテーブルを作る

では、Fusion Tablesでテーブルを作成しましょう。GoogleドライブでFusion Tablesを起動すると、まず「Import new table」というダイアログが表示されます。ここで、新しいテーブルをどう作成するかを指定します。これは、ファイルを読み込んで作成したり、Googleスプレッドシートから作成したりすることができます。「Create empty table」という項目を選ぶと、空のテーブルを作成し、一から作ることもできます。

Fusion Tablesでは、「作ったファイル=テーブル」になっています。従って、ファイルの中にいくつもテーブルを用意することはできません。テーブルの数だけファイルを用意する必要があります。

新たにテーブルを作成すると、デフォルトで「Text」「Number」「Location」「Date」といった項目のテーブルが作成されます。これは、Fusion Tablesでもっともよく使われるデータタイプのコラムを自動生成してあるのですね。Fusion Tablesでは、TextやNumberだけでなく、位置情報を扱うLocationや日時のDateなどもよく用いられます。

これらのコラムは、「Edit」メニューの「Change columns」メニューを選んで編集することができますが、今回は面倒なのでこのまま利用することにしましょう。

このテーブルに、サンプルとしていくつかレコードを追加しておきます。レコードの追加は、「Edit」メニューの「Add row」メニューで作成できます。また、既に作成してあるレコードは、その行をダブルクリックすることで再編集できます。

テーブルの設計、レコードの作成や編集は、割とシンプルなのですぐに使い方は覚えられるでしょう。Fusion Tablesは、レイアウトを複数持っており、一般的な一覧表示の他、カード形式や、Numberの値を使ったチャート、Locationの位置を使ったマップなどの表示も行えます。通常のデータベースにはないユニークな機能を持っているので、それぞれで使い方を調べてみると面白いですよ。(ここでは、Fusion Tablesの使い方はこのへんにして、Google Apps Scriptからの利用に話を進めます)

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