libro
www.tuyano.com
Google Apps Scriptプログラミング [中級編]

Fusion Tablesによるデータベースの利用 (3/6)

作成:2018-04-29 07:53
更新:2018-04-29 07:53

■FusionTalbesをGoogle Apps Scriptから使うには?

では、Google Apps ScriptからFusion Tablesを使ってみましょう。といっても、実はFusion Tablesは、標準ではGoogle Apps Scriptから使えません。利用するためにはいくつか設定が必要です。

1.拡張サービスを追加する
まず、プロジェクトにFusion Tableの拡張サービスを追加します。拡張サービスというのは、Google Apps Scriptに外部サービスを利用するための機能(具体的には、オブジェクト)を追加するためのものです。

リソース」メニューから「Googleの拡張サービス」メニューを選び、画面に拡張サービス利用のダイアログを呼び出します。そこから「Fusion Tables」という項目を探し、右側のスイッチを「ON」にしてください。なお、スイッチの隣に「FusionTables」と書かれたフィールドがありますが、これはオブジェクト名を示すものです。勝手に書き換えたりしないでおきましょう。(まだダイアログは閉じないで!)

2.Google APIコンソールでAPIをONにする
このGoogle拡張サービスのダイアログでスイッチをONにすると、リストの下に「これらのサービスを Google API コンソールでも有効にする必要があります。」と表示がされます。この「Google API コンソール」の部分はリンクになっていて、これをクリックすると、Google Cloud Platfofmの画面になります。

(※このとき、Google Cloud Platformを使ったことがない場合は、利用規約に関する表示などが現れるかも知れません。その場合は必要に応じて同意しておいて下さい)

ここで、上部の検索フィールドに「fusion」とタイプし、Fusion Tables APIの項目を探して下さい。そして、これを選択してFusion Tables APIのページに移動し、「有効にする」ボタンをクリックします。これで、Fusion Tables APIがONになります。

――以上の2点の操作を行うと、Google Apps ScriptからFusion Tablesが使えるようになります。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。


※関連コンテンツ

「Google Apps Scriptプログラミング [中級編]」に戻る