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DashcodeによるiPhone用Webアプリ作成入門

Webアプリをネイティブアプリ化する (2/6)

作成:2011-05-20 11:55
更新:2011-05-20 12:10

■Webアプリを公開する

では、ネイティブアプリの作成に入る前に、まずアプリとして公開するWebアプリの公開準備をしておきましょう。これは、簡単です。要するに、Webアプリをどこかにアップロードして、どこからでもアクセス可能な状態にしておくだけです。

ここではサンプルとして、前回作成した「リストを使ってデータを表示するアプリ」をネイティブ化してみます。以下の手順に従って作業しましょう。

1. Dashcodeでプロジェクトを開き、左側に並ぶアイコンから「実行と共有」を選びます。右側に、各種の設定画面が現れます。

2. 動作形式で保存」の「展開先」にあるポップアップメニューから、アップロードするWebサイトを選びます。Mobile Meのアカウントがあるなら、「Mobile Me」を選ぶだけです。それ以外のサイトの場合は、「展開先を追加...」メニューを選び、利用するサイトのアクセス情報を設定してください。

3.アプリケーションのパス」にWebアプリのディレクトリ名を記入します。ここでは「sampleapp」としておきました。

4. 右下にある「動作形式で保存」ボタンを押します。これでファイルがサイトにアップロードされます。

――Webアプリの公開ができたら、実際にサイトにアクセスして動作を確認しておきましょう。設定画面の一番上に表示されているプロジェクト名のすぐ下に、URLが表示されているはずです。これが、Webアプリの公開アドレスになります。その右端にある△アイコンをクリックすれば、ブラウザが起動し、そのアドレスを開きます。

ちなみに「まだWebサイトがない。だけど動作の確認だけしてみたい」という人は、筆者のサンプルアプリをそのまま利用してください。アドレスは以下になります。

http://web.me.com/tuyano/iApps/sampleapp/index.html

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